イワウチワを観に那岐山(なぎさん) 
西仙コース 〜 東仙コース
登 山 日   2005.04.24  快晴
山   域   鳥取県智頭町・岡山県奈義町
地 形 図   大背・日本原  1/25,000
山行形態    単独
岡山県側から那岐山全容
那岐山には岡山県側から2度登った事があるが、鳥取県側からまだ1度も登った事が無いので
イワウチワの咲く時期を狙い、ネット検索するが圧倒的に岡山県側のレポートが占め
鳥取県側は少ないが、どうも時期的には4月中旬から下旬に掛けてらしい事が判った。
先週に続き今週も山に向かった。      二週続けての山行など記憶に無い。
どうもいろんな方のレポートを拝見するうち、刺激されてそうなってきたに違いない。
家族が不思議がる事。
R53 を那岐山登山口の標識を通過直進、奈義トンネル・ループ橋を渡り
黒尾トンネルを過ぎ、鳥取県智頭町に入り黒尾峠を下って鋭角に左折、狭い道になり因美線那岐駅前を
通過、鉄道暗渠を脱ぐり、小さな橋を渡りここに登山道の案内標識あり
暫く進むと踏切を渡る、集落を過ぎると、お地蔵さんの横にも案内標識が有る。
右折すると両側が杉林の林道に入る
杉の枝や落ち葉を踏みながら
鬱蒼と茂る林道を進むこと約3km 
異常に長く感じながら進むと
急に開け、ふるさと林道因美線と
合流する。
この合流点に立派な橋が架かり
その傍に駐車する。
既に2台が駐車してあった。  8:18
準備をしていると岡山ナンバーの車が到着。  

「 行こっ 」   ザックを背負った。    8:29

取り付きはコンクリート舗装の中央部が雪解け水で
洗われボロボロになった道路を小鳥の鳴き声以外の
音はなく静かな登山道をゆっくりと進んだ。

谷川に掛かるゴーロ橋  8:43
此処で登山道は二本に別れ、一方は尾根コース・
一方は渓谷コースに分かれ、
私は左、渓谷コースに進んだ。

渓谷コースは地形図にルートは記されていません。
谷川の透き通った流れに沿い、増水時はご注意ください
の警告もあり、ガレた石がが積み重なった谷川の中の
登山道を慎重に歩を進めた。
小さな滝が幾つも表れ、その流れに手を浸してみると、冷たくて気持ちいいので暫く水と戯れた。
ほんとこのルート増水時は通過する者はいないと思うが、足元を掬われ危険この上ない
谷川を右に左にまたぎ、倒木もありルートが不鮮明の箇所もあり、よーく目を見開き
ルート探索を慎重に行い進むと大きなブナの木があり、大岩の横を右折丸太で作られた階段を上ると尾根コース
と合流し避難小屋に到着。  1,071m   9:16

再建されるのか既存の建物は細切れに刻まれ、横積みに重ねられて、基礎が出来上がっていた。
その基礎に腰掛小休止。   焼け焦げた炭のような物があったがなんだろう

廻りを見渡せば真っ青な空に那岐山の稜線が遥か上に広がり、タムシバの花が少し残っている。
シャクナゲはまだ固い蕾のままで、足元には今日の本命のイワウチワがそこ此処に見られ
這いつくばるようにして写真を撮った。
イワウチワ
なんと可憐な花なんだろう。

登山道の両脇にびっしりとその姿を現し、目を見張るばかりで
しばし見とれた。

その横を男女二人連れが通過して行った。

暫く撮影した後、上を目指し歩き始めた。
杉林の中の鎖が設置してある急登にかかり、倒木が数箇所
回り込んだり、くぐったり、しながら進むとサラサドウダンの
木の茂る中を進んでいくと、空が開け目の前に那岐の家を
見ることになる。
最後のひと踏ん張りを乗り切り、那岐の家到着。 1,240m    10:20  三角点の在るピーク
途中私が写真を撮影中、傍を通過した二人連れも休憩中でした。

真っ青な空に微風、那岐の家の前に腰をおろしコンビニで買った柏餅を口に入れた。

そこへ携帯が鳴り出ると、女房と今日会う約束をしたという女性からで
今私は出かけているので判りませんが、此処に掛かるという事は転送にしてあるので、おそらくと言い掛けると
「あっ 来られました」と・・・・     着信感度は良好でした。   
サラサドウダンの登山道
那岐の家を見上げる
那岐の家 右側はトイレ
1,240m 岡山県側からのCコース合流地点と奈義町
1,240mピークから那岐山頂 1,255mを望む 途中の建物は避難小屋
暫く休憩後、那岐山頂を目指し歩き出した。 途中避難小屋を覗いて見ると、綺麗に清掃されておりマナーの良さが判る。

那岐山山頂到着 1,255m   10:43

360度の展望が効く山頂には、先ほどの2人と単独男性が昼食中で、
いましがた行動食を摂ったにもかかわらず昼食にした。
1,255m
那岐山山頂よりこれから進む東方向
那岐山山頂より西方向 1,240ピークに続く滝山への稜線
那岐山山頂より北方向 ズ〜ッと向こうに大山が見えるはずが
北方向には目視では大山が見えていたが、写真では
写っていなかった。

ゆっくり昼食中に家族連れと男女2人連れが到着

1,240mピークを見ると大パーティー他数名ががこちらに
向かって来ているのが見え、山頂を後にした。  11:23
やはり人気の山ということが判った。
山頂を後に小さなピークを越すと、岡山県側 Bコースとの
分岐を通過、Bコースを下るとCコースと合流し蛇淵の滝の
駐車場に出る。
さらに進むとAコース・東仙コース
との分岐にたどり着く。

Aコースを下ると岡山県菩提寺に下山

私は反対側 鳥取県 東仙コースに
下山の為北に向かう。
A ・ B コース分岐
A ・ 東仙コース分岐  1,201m
東仙コースの下りにかかり、
サラサドウダンの新芽が吹き出した
木々に囲まれながら徐々に下ると
丸太で出来た階段が出現
ブナに囲まれた丸太の階段
標高1,000mの道標
林道と奥本・西宇塚分岐道標
うんざりする程歩幅の合わない丸太の急な階段が続き、ブナ.ミズナラの木が多く見られ
今はまだ新芽の時期なので空が良く見えもう僅か数日後、新緑の時期では良い森林浴が出来るのではないかな
ズンズン下り、奥本・西宇塚の分岐を左折、すると
タチツボスミレやミヤマカタバミが現れ、
ここでも台風の爪跡が登山道をふさぎ
西日本を荒らしまわった昨年の台風が憎い。

ミヤマカタバミ
タチツボスミレ
台風の爪跡
此処に来て又イワウチワの群生が現れ、
斜面にすごい数のイワウチワを見ることが出来、目を楽しませてくれる。
このコース来てよかったと感激。
さらに下ると丸太の階段とも別れ東仙コース取り付きに辿り着く。
林道に下り立ち、まぶしいくらいの太陽を浴びながら駐車場を目指した。

木々の間から駐車場を見てビックリ、なんと12台が駐車中であった。
東仙コース取り付き
駐車場に無事帰着   12:49
谷川に下り、洗顔しさっぱりした所に、私より先に
駐車中の夫婦が下山され、卓上用のカートリッジの
ガスコンロを車から取り出し、調理を始めた。

私はラゲッジルームのドアーを開け放し、
リクライニングにしCDを聞きながら、少しウトウトした。
ちなみにCDのタイトルは「 ABBA  DOLD 」
でした。
どれ位の時間が過ぎたか、少し眠っていたような。
温泉に浸かって帰るか と駐車場を出た。
帰りに見かけた五月の風景
途中 湯郷温泉の湯郷鶯温泉館に立ち寄り、
開館6周年の記念品を戴き、露天風呂めぐりをし
湯上りに又もマッサージ器に座り、
余りにも足マッサージが気持ちよかったので
2セットも行い、きっちりおっさんをやってしまった。
湯郷鶯温泉館
温泉館を出、空を見上げればまだギンギンの青空が広がり、着替えた服の
入ったバックを下げ車に戻り、一路家路に向かった。